公詢社ブログ 葬儀屋のつぶやき
2018.12.15
ロウソク
仏前の明かりは本来、灯心に種油を使って灯すものですが、現在では大部分が
ロウソクであり、さらに一部では電灯も使われます。
ロウソクには、仏様に灯りを供えその余光で自分自身の道をも照らしていくという
意味合いがあります。
【由来】
人が火を使用した起源は極めて古く、中石器時代から紀元前7000年~8000年頃と
推測されます。この当時、火を使用する目的は夜間猛獣から身を守る事にあり、
次第に照明、暖、食物の加工にと利用されていきました。
後に夜の警護や照明の為に焚く火をかがり火と呼ばれますが、その後一本の
つけ火による灯火が発明され、樹脂の多い松の木を束ねたものが考案されました。