家族葬イメージ開かれた家族葬

お父様を亡くされた3人の兄弟。お金を掛けたくないので、直接火葬場で送る「直葬を」とのご依頼でした。しかし、それではあまりに寂しい。公詢社から、兄弟がそれぞれ10万円ずつ出し、それとお香典を合わせて葬儀をしては?と提案させていただきました。「お香典は、葬儀費用に使わせてもらいました。本当にありがとうございました」と、心を込めてお礼状を出すと、皆さんとても喜んでくれたそうです。「香典返しが欲しくて、香典をしているのではないのだから。葬儀に使ってもらえてうれしいよ」と温かな言葉も頂戴したとのこと。「もし直葬にしていたら、僕たちは後悔の気持ちでいっぱいになったでしょう。皆で、父との最後の別れができたことは一生の思い出です」と3兄弟はおっしゃいました。親は自分を犠牲にして子どもたちを大きく育てます。子どもも、少しくらい無理をしても親をきちんと見送ってほしい。時には、周りの人に助けてもらってもいいのでは、とも思います。

最初から「家族葬」というニュアンスだったN様の葬儀。故人の付き合いが広く、そうもいかないのではないかとの予想でした
が、ご遺族の希望もあって施設から会館に搬送しました。結局、私たちからの提案により、せめて親しかった方だけでも参列
してもらいましょうと、心の扉を開けてもらいました。その時の喪主様のご挨拶が印象に残っています。
「今回、父の意向は家族葬でした。私たちもそのつもりでしたが、思っていたより多くの方々にお参りいただきました。父は
人との絆をとても大切にしていました。父にとっては、今日ご参列いただいた方、これまで出会った大切な人も含めてみんな
「家族」だったのではないかと思います。今日の、この葬儀のカタチこそ、父が望んでいた家族葬だったんじゃないかと思い
ました」と、涙ながらにご挨拶されました。家族葬といいながら、会場から溢れるほどの参列者に誰もが心が熱くなった葬儀
でした。